ナンパしてくる男がことごとくブスな理由
金曜夜の恵比寿、人であふれかえっている。
久しぶりに「ナンパ」をされた。
じろじろと品定めして後をつけて話しかけてくる。
非常に不快である。
ナンパしてきた男性がイケてたためしがない。
へっぴり腰で弱々しく、申し訳なさげにぼそぼそ話しかけてくる。
せめて、明るく声をかけろよ。
今日は、ナンパについて下記のテーマで記事をまとめました。
(なお、この記事ではナンパがきっかけで恋人と出会ったり結婚したといったプラスの側面を無視し、ただひたすら「ナンパは不快」といったスタンスで論を進めています。あらかじめご了承ください。)
- ナンパ男は目的意識が曖昧(ナンパの概念)
- ナンパ男は思いやり意識が欠落している(基本的な人とのコミュニケーションから逸脱している)
- ナンパ男は恋愛市場での市場価値が底辺
- ナンパ男がブスな理由
- ナンパ男を華麗にかわすために
- おもしろナンパ男集(おまけ)
- まとめ
1、ナンパの概念
ナンパの意味を調べると、下のように表示された。
”ナンパ(nanpa)は、面識ない者に対して、公共の場で会話、遊びに誘う行為。英語圏では、「(異性を)拾う行為」という意味から、「pick up」と呼ぶ。 ”
あまりにもざっくりしているなと思った。
まず、ナンパのゴールはどこなのか。
一杯一緒に飲めればいいといったものから、
性欲を満たしたいから目の前のオネエサンに声をかけてまわるbaby boyもいる。
詰まるところ、
「ちょっと退屈な僕の人生に少しだけ付き合ってくれる人がほしいな。
あとセックスもしたいな。」
である。
彼らに共通しているのは、目的意識が曖昧で、かつ目標を達成するためのプロセスが曖昧であること。
彼らのその幼なくて不格好な己の欲求が満たされるかどうかは、
声をかけた相手のリアクションに委ねられる。
2、ナンパ男は思いやり意識が欠落している
私は、”クラブやフェスや街コン、婚活パーティーなどの出会いたい男女が集結している場で声をかける”というのはナンパではないと思っている。
目的意識のベクトルがだいたい同じ方向を向いている人に声をかけるのは何も失礼ではない。
そして、街中や飲み屋でも、複数でいる女子に複数でいる男子が、
一緒に楽しもうよと明るく提案するのは利害が一致していると感じる。
私が嫌悪を抱くのはそれ以外の場で声をかけられる場合である。
あえて一人でいる人は用事を足したり、一人の時間を楽しんでいる人。
ずかずかと土足で踏み入るのは迷惑。
普通、初対面の人に話しかける時って、仕事上で必要だからとか、
何か重要な用事があるとか、相手が困ってそうだから。
などであって、
自分が暇だからとか、ちょっと今羽目を外したい気分だからとか、
酔っぱらって気分がいいからとか、
はたまた自分の生理的欲求を満たしたいだとか。
利己的で未熟な理由で突然人に話しかける、無神経な感覚が非常に気持ち悪い。
3、ナンパ男は恋愛市場での自己価値を下げている
これは単に、一発やりたいだけの男を彼氏にしたい女はいないということである。
4、ナンパ男がブスな理由
相手と自分の利害が一致しているかわかっておらず、
自己中心的な思考と、自信なさげな言動、
自分の生理的欲求に従っているだけの刹那的な未熟さ。
これらは、普段イケメンな男でさえ、かなりのブスさせる。
「女子とのコミュニケーション力を磨くために」いそいそと夜の街に出歩く男は、
破滅的なブスである。
イケてる人になりたければ、今近くにいる人のことを人一倍大切にし、
老若男女問わずいろんな人と深く会話をすることのほうが磨かれる気がする。
5、ナンパ男を華麗にかわすために
表情や歩調を変えずにガン無視。である。
ナンパ男は、無視されることが一番つらいので、まるで空気のように扱うこと。
声をかけられて立ち止まったり顔を見たり表情を変えたり、
リアクションしたりといった「相手の存在を認識している」という
態度がナンパ男の自尊心を刺激し、どこまでもあなたについてきます。
人としてあまりに冷たい態度をとってしまって申し訳ないとは思う必要はない。
だって、相手はあなたとコミュニケーション取ろうという誠実な心で近づいてきているわけではないから。
これは、ナンパだけに関わらず、痴漢やストーカーにも通じるところがあると感じる。